炒め物と相性がいいだけでなくなべ物には欠かせない食材のネギ。
さらには揚げ物や焼き物でも活用される食材で、料理の選択肢が非常に多い万能食材です。
薬効成分、殺菌効果のある薬味としてはもちろん、魚や肉のにおい消しにも使われます。
ねぎの旬の時期
一年中入手できる野菜ですが、もっともおいしいのは秋の終わりから春先のものです。
この時期のネギは甘みが増しています。
ねぎの注目成分
ねぎの効果・効能
ねぎの緑の部分には、骨を強くするカルシウムや、粘膜の強化や美肌に効果的なβ-カロテン、糖質の代謝を活発にするビタミンB1が含まれています。
白い部分にはアリシンが含まれているので、血液をサラサラにする効果や、疲労回復などの効果があります。
アリシンにはビタミンB1の吸収を助ける働きもあるため、ネギだけで栄養素の相乗効果が成立します。
おいしいネギの見分け方
緑と白の色がはっきりと分かれているものがいい。
白い部分にツヤがあり、重みを感じるものを選ぶ。
巻きがしっかりしているものを選ぶと良い。
ねぎの保存方法
濡らした新聞紙や、キッチンペーパーでくるみ、冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。
あらかじめ刻んでおき、密閉性の高いジッパーなどに入れておく方法もあります。
冷凍は長持ちしますが、香りが落ちてしまいます。
ねぎの体にいい食べ合わせ
ねぎ+豚肉
疲労回復
炒め物など
アリシンが豚肉のビタミンB1の吸収を助けます。
ねぎ+にんにく
血栓予防
アリシンの相加効果で血液サラサラ効果が増加します。
ねぎ+だいこん
免疫力アップ
煮物など
ビタミンCで風邪予防。
だいこんの消化酵素で疲れている胃腸をいたわります。
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