煮物や汁物、なべ物にサラダなど、食卓で幅広く活躍する大根。
春の七草にある「すずしろ」はだいこんのこと。
熱を加えると甘みが増すので、旬の時期には鍋でいただきたい食材。
酵素の力で胃腸をいたわる体にやさしい野菜です。
だいこんの旬の時期
夏のだいこんは辛味が強く、冬のだいこんは甘みと水分が強く、季節によって違う味が楽しめる野菜です。
だいこんの注目成分
だいこんの効果・効能
だいこんの根に含まれるアミラーゼなどの消化酵素は、胃腸の働きを整える成分。
さらに、発がん性物質を解毒する働きもあるので、焼き魚などの焼き物の付け合せに。
この酵素は熱に弱いので、効果を期待するのであれば、おろしなどの生でいただきましょう。
根には、抗ガン作用を助けるグルコシノレートが含まれ、葉の部分にはビタミンCや抗酸化作用のあるビタミンE、骨を強くするカルシウムなどと、余すことなく食べることができます。
おいしいだいこんの選び方
葉が無いものは切り口がみずみずしい物を選びましょう。
葉の付け根の部分が黒ずんだり、ヒビが入っているものは避けましょう。
ひげ根の跡が小さく、まっすぐなもの。
重量感があり、丸みのあるものを選びます。
だいこんの保存方法
葉が根の養分を吸い上げてしまうので、葉と根を別々に保存します。
根はラップや湿らせた新聞紙で包み、乾燥しないようにします。
大根おろしにしたものや、固ゆでしたものは冷やして水気を切ったものを、冷凍保存することもできます。
だいこんの体にいい食べ合わせ
だいこん+豆腐
美肌効果
ビタミンCとたんぱく質が肌の健康を保ちます。
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